日常生活について

食事について

食事については、寛解期では余り神経質になる必要はありません。バランスの良い食事を摂ること、できれば

1.主食をしっかり食べてエネルギーを確保すること
2.良質のたんぱく源を摂ること
3.ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜類を加熱して充分に摂ること

が望ましいと考えられています。
また、アルコールや乳製品、脂っこいものや刺激のあるもの、柑橘系ジュースや炭酸飲料などは腸を刺激しやすいので、なるべく避けて下さい。それと、暴飲暴食は絶対にいけません。なお、下痢の激しい活動期の患者さんは、主治医の先生の指示を受けて下さい。
自分の体と相談しながら楽しく食事をしましょう。

日常生活で気をつけることは?

食事と同様、余り神経質に考える必要はありませんが、睡眠不足や過労には注意し、規則正しい生活を心がけて下さい。また、ストレスが再燃のきっかけとなることがあります。心配事が起きた場合は、一人で抱え込まず、ご家族、友人と相談するなどで、かなりストレスは軽減されます。

また、寛解期でもステロイドをかなり服用している場合は、激しいスポーツは控えて下さい。

解熱鎮痛剤や抗生物質を服用する場合は、主治医の先生に確認してから服用されることをお奨めします。また、これらを服用後に下痢がひどくなった場合は、服用を中止し、主治医の先生にご相談下さい。

結婚と妊娠・出産について

潰瘍性大腸炎は、遺伝病ではありません。様々な要因が重なり合っておこる病気と考えられています。

また、基本的には、妊娠・出産は問題ありません。妊娠前や妊娠中は薬剤の種類や量を変える場合がありますので、念のため、妊娠を希望される方は、事前に主治医の先生に相談して下さい。

監修:医療法人 恵仁会 松島クリニック 福島恒男先生
   東京山手メディカルセンター内科・炎症性腸疾患センター 髙添 正和先生