外科治療に関するQ&A メモを隠す
回答者:東京大学大学院医学系研究科・医学部 臓器病態外科学講座 腫瘍外科 教授 渡邉聡明 先生
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レコード番号 68
登録日時 2010/12/3 11:28 登録者 JIMRO
更新日時 2010/12/6 16:38
更新者 JIMRO

質問 潰瘍性大腸炎では、手術をすれば完治するのでしょうか?手術をしても治療の継続は必要なのですか?
答え 手術をすると大腸を切除してしまうので、基本的には潰瘍性大腸炎に対する治療を継続する必要はありません。しかし、大腸をすべて取ってしまうので、排便回数が多くなり、これに対して薬を使用する場合もあります。また、回腸嚢肛門管吻合術を行った場合には、肛門の近くの大腸粘膜が少し残ります。もしこの大腸粘膜に炎症があれば、坐薬などを使用します。また、小腸で造った回腸嚢自体に炎症(回腸嚢炎)がおこることもあります。この場合にも、炎症を抑える薬が必要となる場合があります。
その他、手術後も壊疽性膿皮症(えそせいのうひしょう)などをはじめとする腸管外合併症、つまり潰瘍性大腸炎でみられる大腸以外の症状が生じる可能性も完全には否定できません。もしこういった症状が出た場合は、症状にあわせた治療が行われます。
カテゴリ 潰瘍性大腸炎の外科治療について
参考図
参考図2

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