外科治療に関するQ&A メモを隠す
回答者:東京大学大学院医学系研究科・医学部 臓器病態外科学講座 腫瘍外科 教授 石原聡一郎 先生
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レコード番号 67
登録日時 2019/8/23 11:30 登録者 JIMRO
更新日時 2019/8/23 11:30
更新者 JIMRO

質問 回腸嚢炎とはどのような病気で、どのような治療法があるのでしょうか?
答え 全大腸切除術では、回腸で袋状のパウチ(回腸嚢) を造ります。手術後に、この回腸嚢に炎症が認められることがあり、これを回腸嚢炎(かいちょうのうえん)と呼んでいます。原因は明らかにはなっていません。症状は、腹痛、下痢、発熱、下血などが認められます。また、回腸嚢の中の小腸の粘膜には、潰瘍や発赤などが認められます。したがって、このような症状と回腸嚢の内視鏡検査を行って診断がなされます。治療は、通常はフラジールやシプロキサンなどの抗菌薬の内服投与が行われます。これらの治療で改善しない場合には、5-ASAやステロイドを使うこともあります。
カテゴリ 術後合併症について
参考図
参考図2

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