外科治療に関するQ&A メモを隠す
回答者:東京大学大学院医学系研究科・医学部 臓器病態外科学講座 腫瘍外科 教授 渡邉聡明 先生
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レコード番号 61
登録日時 2010/12/3 11:25 登録者 JIMRO
更新日時 2010/12/3 13:12
更新者 JIMRO

質問 狭窄形成術とはどのような術式ですか?
答え 幅が長くない狭窄があるとすると、そこを含めて縦軸に、長軸方向にまず腸管を4〜5cm切開して腸間膜対側をあけ、それを腸管軸に直行する方向に縫います。つまり、縦に切って横に縫うという格好になるのですが、この術式をHeineke-Mikulicz法と言います。これが一番単純で、最も多く行われている術式です。この他にも、狭窄形成術にはJaboulay法やFinney法と言った、より長い狭窄に用いられる術式もあります。Heineke-Mikulicz法は4〜5cm切開し、Finney法は7〜8cm切開し縫合します。Jaboulay法は4cm位ずつ切開し腸管を長軸方向同士で吻合します。長い狭窄の場合、狭窄部が狭いため縫合してもそこの部分が全然役に立たないので、Finney法を選択するよりはJaboulay法になると思います。Jaboulay法は狭窄部がどんなに長くても実施できるという利点があります。
カテゴリ クローン病の術式について
参考図 Crohn1.jpg (image/jpeg)
参考図2

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